鍼灸(しんきゅう)

 鍼灸とは、一定の方式に従い鍼を身体に刺し、又は艾を燃焼させて、一定の部位に刺激を与えることによりからだの変調を正し、保健及び病気の予防又は治療に広く応用する施術です。

鍼灸治療が効果を示す症状の多くは、運動器系に起因します。

 受療者の多くは、腰下肢痛、膝痛、頚肩腕痛、肩関節痛が占めています。 腰が痛いからといって、病院でレントゲンを撮って貰っても、必ずしもその原因がフイルムに写し出されるとは限りません。骨が外れていたり、ヘルニアがあったりして、レントゲンで異常が発見される事は、むしろ少ないのです。こういう場合に威力を発揮するのが鍼灸です。

内科的な、特に自律神経系の疾患にも有効性が見られます。

 腰痛にしても、ヘルニアや骨の異常からくるもの以外に、内臓の病気が原因となっているケースも少なくありません。また、筋肉の疲れが原因の場合もあります。それも、精神的なストレスから来ていることもあるのです。このような内科的な自律神経症も鍼灸では治療の対象になっています。

鍼灸では、人間の身体の全体の調子をみて、診断します。

 鍼灸は外科的なものも内科的なものも、同時併行で診て、内臓のどこが疲れているか骨や筋肉のどこがおかしいか等をみて、身体全体の調子を診断します。一見まるで無縁のような身体の各器官・部分が、全体として連動しているからです。(人の身体には、ツボ(経穴)というポイントがあり、それらが経絡という通路でつながっています。)

注射の針と鍼灸の鍼とは、かなり違いがあります。

 注射針というのは、薬液を注入する管で、針の先は、竹を斜めにスパッと切ったような断面になり、体に入る時には、皮膚を切るようにして刺します。 しかし、鍼は丸い同心円が限りなく先細りになっている文字どおりの針で実際には皮膚の表面細胞を分けるようにして入っていくので、皮膚を切る痛みも殆んど・ありません。 なお当院では、衛生面をも考慮し、使い捨て鍼を使っています。

   

当院では、自費治療とは別に健康保険による治療も行っています。

健康保険で鍼灸治療を受けられるのは、以下の6つの疾患とされています。
  
◎神経痛
  ◎リウマチ
  ◎五十肩
  ◎頚腕症候群(首・肩・腕に痛みやしびれ感をおこす病気の総称)
  ◎腰痛症
  ◎頚椎捻挫後遺症(むち打ち)
 保険で鍼灸治療を受けるには医師の治療を数日間受けている事が必要です。
 上記病名で医師の治療を受けていない方は、医療機関を紹介しますので、
 そちらで受診して下さい。

保険で治療を受けるには、同意書、保険証、印鑑等が要ります。

 保険で鍼灸治療を受けるには、受診されている医師の同意書が必要です。
 医師が同意書を書くというのは、鍼灸に任せるということですので、以後その病気については病院との併用は出来ません。
 同意書の用紙は当院にありますので、お申し出で下さい。
 又保険治療を開始される時には、保険証、印鑑(朱肉用)が必要です。
 なお、老人・母子・障害保険では医療証も必要となりますので、合わせてご持参下さい。


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